知らないとトラブルになる!キャンパーとして守るべきルールとマナー

野外生活は、ビバーク(不時野営)でない限り、必ず守らなければならないルールがあります。
また、通常のキャンプ場では、周囲にキャンパーもいますから、互いに不快な思いをしないためにもマナーは守らなくてはなりません。
キャンプをするのなら、守るべきルールとマナーを身につけましょう。

キャンプできるのは、キャンプしてよい場所だけ

私有地や自然保護地域では、キャンプはできません。
水辺近くでは、水面から十分に高さがないと急な増水で水没する可能性があります。

五頭山麓いこいの森の場合、散策する人もいますので、通路となっている部分にはテントを立てないでください。

洗い物の仕方を身につけましょう

環境を汚さず、かつ、少量の水で食器や調理器具を効率よく洗う方法があります。

  • フライパンや鉄板は、金ベラなどで焦げ付きを落とした後、新聞紙などでこすり落とします。
  • 鍋を2つ用意します(鍋1、鍋2)。
  • 油汚れのひどいものは、あらかじめティッシュペーパーなどで拭いておきます。
  • 鍋1にぬるま湯を入れます。鍋2は水を入れます。
  • スポンジに生分解性洗剤をつけます。
  • 食器を鍋1のぬるま湯にくぐらせてから、スポンジで洗います。
  • 食器をぬるま湯で流します。
  • 食器を鍋2の水ですすぎます。
  • 食器を乾かします。
  • 食器が洗い終わったら、同じ要領で調理器具を洗います。

使い捨て食器を使う方法もありますが、ゴミを持ち帰らなければならないので、どちらかよいか考えてください。

ゴミ処理を確実に行いましょう

ゴミはフィールドに捨てたり、焚き火にくべて燃やしてはいけません。必ず家に持ち帰りましょう。

  • ゴミ袋を忘れずに用意しましょう。
  • ビニール袋は風に飛ばされます。石ころを1つ入れておくなどしましょう。
  • あとで分別するのではなく、あらかじめ分別できるように袋を複数用意しましょう。
洗い場に食べかすなどを流してしまうと、たくさんの人が流す結果、流しが詰まってしまって使えなくなります。

もしも他人が何回もやったら嫌だと思うことはやめましょう

これぐらいと思うかもしれませんが、キャンプ地では同じことを考えている人が何人もいます。それを何回もやられたら嫌だなと思うことをやらないというのが、キャンプ地でのマナーです。

たとえば、

  • 花火・・・何グループもやって来て、煙たい思いを何回もする
  • ラジオの音声、大音量の音楽・・・静かに過ごしたいのに、機械的な音声がする
  • 深夜や早朝のアイドリング・・・まだ寝ていたいのに、エンジン音がうるさい
  • 深夜まで大声で騒ぐ・・・いつまでも寝れない
五頭山麓いこいの森では、手持ち花火までは楽しんでもよいことにしています。しかし、他のキャンパーの迷惑にならないように楽しむということが前提です。周囲に配慮する、火の始末をする、時間帯をわきまえるなど常識的な範囲でお願いします。たき火も21時を目途にしています。
万が一、他のキャンパーとトラブルになっても、責任は一切負えません。他のキャンパーに迷惑を掛ける場合は、退出していただきます。この場合、返金しません。

ペットから目を離さない

ウコッケイ

事務所にいる烏骨鶏は、人を襲うことはありません。もともと平飼いするものです。
しかし、イヌなどには、必ずリードをつけて、周囲の人とトラブルにならないようにしてください。
五頭山麓いこいの森は、キャンプ場であると同時に、地元の人たちが保養のために散策する場所でもあります。