虫とたき火の関係
五頭山麓いこいの森は、五頭山の麓に広がるキャンプ場です。当然ですが、森の中にあります。
これだけ植物が生えていれば、それらを食料とする動物たちが集まってきます。
彼らは怖がりなので、人の前にその姿を表すことはあまりありません。しかし、急に見つかってしまうと驚いて攻撃することがあります。「窮鼠、猫を噛む」のことわざどおりです。そうならないようにするためには、あらかじめ虫の嫌いな匂いを身に着けておくといった方法があります。
ところで、これだけの動植物が集まるのに、死骸や倒木がそのまま積もっていることはありません。これは、それらを餌として食べ、分解する土壌生物がいるからです。
先日、残念なことがありました。
直火をした人たちがいます。
もし、あなたが土壌動物だとしたらどうでしょう。家の上で火が焚かれるのです。火事に巻き込まれて亡くなるかもしれません。難を逃れても、すみかを追われることになります。
そういうことがないように、ヒトは知恵を働かせて、カマドや焚き火台を使用するようになりました。その方が燃焼効率も良くなります。