ハナイカダ
ハナイカダをご覧になったことはあるでしょうか。
不思議な形をしています。
葉の上に花が咲きます。
今の時期はこんな感じです。
通常、こういう形にはなりません。
花とは、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったものであり、芽の出来る位置に作られる。従って通常は葉に花が付くことはない。この植物の場合、進化的には花序は葉腋から出たもので、その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。
ハナイカダ – Wikipedia
簡単に言えば、めしべもおしべも花びらもがくも全部葉が変形したものですから、花が葉っぱの上につくことは本来あり得ない形なのですが、ちょっとした魔法を使ったために、こんな奇妙な格好になっています。
もちろん、花に実がつきますので、時期が来ると葉っぱの上に実がついているというさらにおかしなことになります。お楽しみに。