エチゴルリソウ
ルリソウに似ていますが、ちょっと違うのだそうです。
るり色の花をつけることからルリソウの名がついた。エチゴルリソウは新潟県内に多く見られ、ルリソウに似ているが根出葉より茎葉が大きく、実にトゲがない。ヤマルリソウとルリソウの中間形である。
池上氏が採集したルリソウを当時、国立科学博物館の中井猛之進館長に送付し、同定してもらった結果、この名がついた。(基準種は、国立科学博物館にあります。)
富山のグループ(富山・石澤岩央氏、大原隆明氏の研究 2007,11発表。)で調査した結果の一部をのせます。 「エチゴルリソウは、新潟県中越・下越南部を中心とする地域のみに分布するごく狭い日本海要素であって、大変貴重なものと言える。」
新潟市立総合教育センター植物資料室
では、写真をどうぞ。
もちろん、最初から自生していたものではなくて、植栽したものです。
それにしても、いい天気です。
キャンプをしている方もちらほら。
ただし、工事をしている箇所がありますので、そちらには近づかないようにしてください。
五頭山麓いこいの森といえば、キャンプや散策という利用の仕方が多いのですが、今日回っていたら、仲間どうしでコスプレ撮影会で利用されている方がいらっしゃいました。
ある程度、人の手の入った林を背景に撮影するシチュエーションの場合は、ちょうどよいかもしれませんね。