めずらしい!オオウバユリが群生していた
五頭自然郷の散策道のわきに、オオウバユリがたくさん咲きました。
ここまで群生するのは珍しいことです。
ウバユリ属は、世界的にそれほど分布が広くなく、ウバユリの学名は牧野富太郎博士によるもの。
クリーム色をした長さ10~15センチの花が、10~20輪くらいつく。 花のつき方は総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)で、下のほうから順に咲く。 花びら(花被片)は内側と外側に3枚ずつあり、茎に対して直角につく。
葉の形は円形ないし心形である。 葉は根際から生え、茎に下部にも少しつく。 葉には長い柄があり、先は丸くつけ根の部分は心形である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
オオウバユリ Cardiocrinum cordatum var. glehnii みんなの花図鑑
オオウバユリは花を咲かせると、枯れてしまいます。そして、次の世代は種子で増えます。
とてもよい香りがしますので、ぜひこの機会に。