焼き物づくりをしてみよう
このあたりの家の屋根に乗っている瓦と言えば、安田瓦。
ねずみ色をしたものが主流です。
その安田瓦の産地は、同じ阿賀野市内にあります。
今日は、五頭山麓いこいの森で、焼き物づくりをしてみました。
ウコッケイにヒナ誕生!
今日は、とても賑わっています。
ウコッケイの雛が誕生したからではないと思いますが、それでも、みんなに人気です。
焼き物づくり
今日は、粘土から思い思いの形を作ってもらいます。
天候もちょうどよいので、外で作りましょう。
こちらが粘土です。
それでは、まず説明。
実物がこちらです。
焼き物の工程について
さて、焼き物は粘土で形を作り、焼き上げることで、そこに含まれる長石が溶けて、接着剤の役割を果たし、容器などとして利用します。陶磁器ともいいますが、今回は低めの温度で焼くものですから、陶器です。
今回は、すでに粘土は完成品で、練られているものです。
地面から掘り出した場合は、あれやこれや工程が必要です。そして、使う前には、気泡をつぶすためには練らなくてはなりません。粘土の中の気泡を抜くことはとても大切で、もし気泡が残ったまま焼いてしまうと、空気が内側から膨張して、破裂することになります。
粘土を使って、形を作ります。
その後、よく乾燥させます。3週間以上はかかるでしょう。急激な温度変化のないところに置いておきます。ここで水分が残っていると、焼いたときに水蒸気爆発を起こして、木っ端みじんになります。
次に素焼きです。800度ぐらいで焼きます。焼き上がっても、素焼きの植木鉢と同じようなものですから、水分はしみるものができあがります。
素焼き後に釉薬を掛けて、本焼きです。これを1200度ぐらいで焼くと、釉薬がガラス化して、これで水分がしみ出なくなります。また、色をつけることもできます。
では作ろう!
というわけで、今日は粘土で形を作るところまで。
どんどんできあがりますね。
せっかくなので作ってみました。
ここまで来たら、焦っても仕方ありません。
乾燥するまで、ゆっくり待ちましょう。