キヅタ

ウコギ科キヅタ属 常緑つる性木本

茎から多数の不定根を出して、他の樹木や岩、石垣などを這い登る。
葉は厚く革質で、長さ1.5~5cmの葉柄をもって茎に互生する。葉の形は、若枝のものは卵円形または菱形状卵形で、葉先が3~5裂するが、花がつく枝のものは菱形状卵形または卵状披針形になり、葉先は裂けない。葉身は長さ3~7cmcm、幅2~5cmになる。
花期は10~12月、茎の先に1~数個の散状花序をつける。花は5弁花で黄緑色、花弁の長さは3mmになる。雄蕊は5本つく。
翌春、紫黒色に熟した径5か6~7mmの果実をつける。