これまでの活動と今後の予定

「イツツムリの郷」は木霊が永遠に溢れる森。どんな人も来られる安らぎの場。

年に数回の共同作業。今年は「森づくり・土づくり」をテーマに作業をします。
他10時~16時、(火・水休み)興味ある方は、気軽に遊びに来てください。
みんなが気が向いた時に、自分の特技でいろんなことをしています。

「五頭山麓いこいの森」もみんなでよくしています。
おしゃべりとか…落ち葉掃除とか…女性の方、年配方でもできることがたくさんあります。

地元畑江の地権者の方協力の元、「畑江の森」に歩ける道をつくり、指定管理を受けた「五頭山麓いこいの森」をそのままの自然を体験できる場所として生かせるように活動しています。また出湯地元の方と協力しながら温泉と自然の魅力溢れる場所づくりをしています。

森は縦には草本・低木・高木・シダ類が混合、水平には外側からソデ群落・マント群落という草本や低木に強い風や光を守られ多様な植物が育ちます。そして全体でバランスを取りながら、一つの生命体として遷移をしています。(永続的な森の変化)
かつての里山では木々の再生を見ながら、周期的にバランスをみながら手を入れていました。しかし近年放置された里山では、本来1m少しのソデ群落・マント群落(クズやイバラ・ササなど)が森の中まで入りこみ荒れた状態となっています。
2013年始まってから、「人間にとって気持ちのいい自然」にすることに偏り過ぎ、バランスや再生を見直さなければならないと考えています。

ゲリラ豪雨での土の傷みで緑が少なくなってきた所もあります。立ち枯れも増え、森が弱ってきている所もあります。
ここ本来の森の姿、ここらしい生態系でバランスの取れた木霊の溢れる森に戻していきたいと思っています。
そうすれば20~30年たてば、人が手を入れなくても永遠に続く鎮守の森に戻るでしょう。
場所ごとに、人がよりやすい場所も用意して。

2018年度からは、それぞれの場所ごとに「そこの自然がどうありたいか」を感じながら、そして樹木の処理も「一本の樹」が元気でいられるには?? 一つ一つ自然と折り合いをつけながら人が自然と繋がれる「いつつむりの郷づくり」を行っていきたいと思います。
虫も動物も花も樹も菌類も、土の中のバクテリアなどの生き物たちも、みんなが共存・競争しながら生き続ける一つの生命体としての森づくりを目指してみたいと思います。

整備前

数十年と暗く荒れた中で、この里山を近隣住民・事業者で何年も前から、1件が数件分の地権者の了解を取り下刈り・草刈りを行ってきました。
手に負えず人に依頼したり、金銭的な負担も出てきました。

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25年10月 :「森のこだま」、会発足

せっかく人を惹きつける五頭自然の魅力をこの里山を美しい森に戻し、たくさんの人に来てもらえる自然として活かしたいと五頭自然郷づくりが始まりました。
地元の畑江の地権者の方に協力を求め、手を入れさせていただくことになりました。何の得にもならないことをやるのは理解できないと、話される方もあり了解して頂くのにじっくりお話し、みな快く了解してくれました。

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25年度 :秋より協力しながらの里山整備が開始

[10~3月  計38日 延 105人]

*整備地を広げ、草薮の下刈り開始。
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*冬期間、雪の中で杉の枝下し。大まかな散策道づくり
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26年4月より 「五頭山麓いこいの森」、阿賀野市の指定管理開始。

広大な大自然の残る「五頭山麓いこいの森」を五頭自然郷の拠点とする。

26年度 :毎日どこかで誰かが山作業。森の中に楽しいことを思いついては色々作成。
秋には散策道にチップを敷き、県道509号中腹部~薬草園~いこいの森にかけてを散策できるようになる。

[4月~12月  計220日  延 425名]
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●8月27.28.29日は 災害ボランティアの災害訓練シミュレーションとして災害訓練を行う。
参加者 計延べ 114名
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*これまでは震災が起こって初めて立ち上がる災害ボランティア団体の横の繋がり、地域の繋がりを災害訓練の中でつくっていこうという試み。
* 草刈払い11000㎡、伐採32本、処分材運び込み:トラック66台

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運び込んだ処分材はトラック66台分に

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県立自然公園五頭魅力促進事業

かつて「新潟県初の水力発電」の通勤道として使われていた「電気山道」を阿賀野市商工観光課の方、出湯の方たちと一緒に、瓦砂利を敷き、道の整備を行う。
*出湯地域~畑江地域の自然を活かして、地域活性化を行っていこうという事業。

「いこいの森」に「バリアフリートイレ」が出来る。

市民からの花の種・苗の寄付があり、花を増やした

秋には509号はコスモスいっぱいの「コスモスロード」となる。

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27年度

[4月~12月  計85日  延 206名、他いろいろな活動。ほぼ毎日]
  26年度に出た大量の処分材の処理中心。
  なら枯れ病・松枯れ病により大木の伐採処理。
  これらを利用しての焚火、薪作りを楽しんでもらう試みに力を入れる。
  いこいの森各所修繕

●「いこいの里山づくり」 4月29・30・31~ 一般参加者合わせ、計86名募集。
雅楽演奏も行う。

●秋に「車椅子けん引補助装置」を購入し、試験的に使用。

●いこいの森、奥の山道が散策できるように、山の整備と散策道の復元。
●山野草・花の充実
●出湯地域と共同で自然の魅力・自然に根差した歴史の魅力を検討する会合を数回持つ。
●いこいの森は、サイトの整備を行うが車いすが入れるまでにはできませんでした。
●「カブトムシの家」を作ってみる。

28年度

[4月~12月  計55日  延 185名、他いろいろな活動。ほぼ毎日]
  20代~40代の参加者も増えてきた。
  いこいの森、ピザ釜が3年がかりで完成。
  畑江・出湯地元の人の理解・応援の言葉もあり、やっと地域に根差していく形が出来そう。

●出湯の人たちと電気山道の冬明け掃除。
声をかけたら20人もの人たちが参加してくれました

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。出湯の人たちにとっては昔から使っている大事な道。

●「弦楽四重奏 森のコンサート」約200名の来園。地元畑江の人たちが大勢も来てくれました。(5月22日)

●「いこいの里山づくり」 5月29.30.31 一般参加者合わせ、計80名募集。

天理の人たちが「木やり」をやって下さいました。森に響き、見事でした。

● 秋に炊事場1まで砂利道を舗装し、車いすの乗り入れ散策道をつくるが、まだガタガタ。

29年度活動

[4月~11月  共同作業3回 他いろいろな活動。ほぼ毎日]

次々に出てくる立ち枯れ・枯れ枝の処理、それからゲリラ豪雨に防止のための土木作業が相当量でした。
いこいの森も年5cmも土が無くなって、木の根が出てきます。
石や丸太で土留めをつくり、残り済みや土を入れて回復工事。

他あちこちに水路を変える土留めをつくりながら、通りやすいように階段をスロープにしました。

●4月2日、出湯の人たちと共同作業+いこいの森冬の枯れ木処理、合わせて神主さんに来ていただきました。

作業後、自然発生的に音楽が始まり、不思議とバイオリンを持ってきている人もいてみんなで外での楽しい昼食になりました。

●緊急時心配なので、地元の人たちが探してきてくれた半鐘を設置しました。長持ちするように焼きで色目をつけました。

●生き物の案内・竹の食器づくり体験をしてみました。

●車椅子の人たちの受け入れ。
年配・体の悪い人たちも参加できる「焼き物づくり」開催しました。
車椅子の男の子が来てくれました。

●「山と遊ぶ日」~自然の中での出会いの場、自然と親しみ知る場を秋に開催。
  「いこいの里山づくり」を引き続き。→台風で中止。
 夜は台風の風の中、アフリカの太鼓・インデアンの太鼓・色々な楽器でみんなで、踊る人も出てきて…自然と一体になるような不思議な夜でした。

(草本雑記・植物の活動記録)
*会のメンバー斎藤さんが、思いを込めて植物に関わってきた記録です。

いこいの森を知り、そこに移植して育ててみようと思った。早速、下見をしながら、土の様子を調べてみると、どこを掘っても花崗岩の風化した砂混じりの乾いた土だった。湿気と腐葉土の多い粘土質の山の土で育ったサクラソウやクリンソウ、シラネアオイなどは相当無理があった。当時、駐車場のトイレの工事が始まったばかりで、その付近のソメイヨシノの木の半日陰の土地である。杉の木の下の日陰にショウジョウバカマを植えても、それも1年で枯れてしまった。一方、植えた草花とは裏腹に、ヤクシソウとヨメナが群落をつくって、花を咲かせている。その隣に、食用菊を植えるとそれもよくできた。キク科の草花がいいようである。それからミヤマヨメナがよく、ヤマユリは1年だけ花を咲かせたが、2年目から消えた。今は畑にして、種を蒔いたり挿し木をしたりして、苗木を育てている。
トイレの裏の排水溝までの急な斜面には、スイセンの球根を蒔いておいたが、これも思ったほど咲かないでしまった。ホトトギスだけはいっぱい花が咲かせて、盛んに繁殖している。ナデシコ、ヒメシャガ、ヤマアジサイ、トラノオなども咲く。トイレのまわりに、最初の年、シバザクラを植えて、見事な花の絨毯のようになったが、それも1年で終わってしまった。次の年、隣の斜面にワスレナグサの花が見事だったが、秋になってほとんど枯れて、たぶん来年の春は咲かないだろう。畑に蒔いたのはワスレナグサ、サンショウの種、ミツバアケビの種、芽はたくさん出ているが、まだ小さい。挿し木をしたのは、レンギョウで、10本ほどは根付いた。その他、山歩きの途中で採ってきたヤマモミジの小さな苗木が数十本もあるだろうか。
大荒川の橋の手前から左手に、ほぼ真っ直ぐに緩いのぼりの道が、森のほぼ中程にある。創立を記念した碑のあるロータリーまで続いている。道の南側が森で、北側には駐車場、管理棟、テニスコート、芝生公園と続き、道との間に、山から持ってきたハッカクレン、ノカンゾウ、コシノカンアオイ、リンドウ、オミナエシ、シラネアオイなどを植える。南側の森にユキワリソウ、カタクリ、ヤマシャクヤク、シュンラン、エビネなどを植えた。
自生していた草花では、キクザキイチゲ、オトヨエシ、オカトラノオ、ツルアリドウシ、ヤブコウジ。灌木類のヤマツツジ、ウゴツクバネウズキ、ホツツジ、リコウブ。ツル類のヤマノイモ、アオツヅラフジ、エビヅルなどがあり、林衣の多様な植生が見られる。その間に、ユキワリソウやカタクリを植えたが、ユキワリソウはかなり花を咲かせたが、カタクリは1年咲いて、次の年は芽が出なかった。シュンランとエビネなどラン科の草花にとっては、案外適している土壌と思われる。林の中にも、自生したサイハイランをよく見かけるのだ。そして、ヒトツボクロが少し、思わぬところに自生しているところもある。
畑江の森は、ひと昔の畑の後であった土が少し砂が少なくて、石もそれほどでもなく、雑木類はクワやヤマウコギ、ネム、アカメガシワ、カラスノサンショウなどともに、コナラ、クリなどの雑木林の木が、県道から少し離れた谷川の方に生えている。杉林があり、林に囲まれた民家も点在する。
木り香さんの庭も、家の裏手の大きな杉林の下の湿地を庭づくりの熱心な主人とTさんの2人で、こつこつと小道をつけたり、大きな杉林を間伐したりして、湿地の周辺にはショウジョウバカマやユリワサビ、コバノギボウシなどが群生している。この秋遅く見に行ったら、去年、私が山から持ってきたトケンランが元気に根付いているのを見た。珍しいラン科の草花で、冬に地味な模様の美しい葉を繁らせている。斜面に地下水のにじみ出るところもあり、ホタルも少し飛ぶ。ここの場所なら、私の山の草花を移植しても育ってゆくだろう。
県道沿いの草やぶの中には、オオウバユリの群生も見ることができる。

いこいの森、畑江の森に植えた木

2015。
サクラ苗木を市役所とOさんからもらって、いこいの森に植えたのが3本、畑江の森に1本の根付いている。同じOさんから、紅花のトチノキ1本、ヤマアジサイ10本ほどが根付いている。水原の老婦人よりサルスベリの苗1本。畑江の人からサツキの刈り込んだ成木、約50本ほどもらって、県道の駐車場側の歩道脇に植える。天理教のボランティアの人たちがすべてその作業をやってくれる。
芝生広場に日陰がほしいだろうと、ハンテンボクの苗木1本とこぶしの苗1本を植える。
テニスコートの南側の崖に、エドヒガン1本。大荒川の橋のたもとの川岸よりにトチノキ1本。
2016。
水原のOさんが、またシラネアオイの苗とともに、ヒトツバタゴの木を1本持ってきた。欲しいと思っていた木だけにうれしかった。同時に、去年もらった苗木が枯れてしまったことを詫びたい。橋のたもとの1番目に付く場所に植えてある。
市役所からは、今年もサクラの木が届く。奥の林の川沿いに7本、ロータリーの中に2本、畑江の森に1本植える。
森の中にあるヤマモミジの苗木を芝生広場とテニスコートとの間、テニスコートの南側、畑江の森の県道沿いなどにたくさん植える。そして、それは来年も続く。
2017
道路拡張工事で伐採予定地に入っている苗木を畑江の森に移植。
少しずつ畑江の荒れ地を森に戻せていけたら。

いこいの森の大木調査。2016年。
ときどき森の中をみんなで歩くことがある。その時、目にとまった大きな木を測ったもの。胸の高さで測った幹まわり。単位ミリ。
エノキ。3860。森の大王と呼ぶ堂々とした木である。東屋の近くにある。
エノキ。4520。根元から7本の株立ちで、川岸にある。
ケヤキ。2990。真っ直ぐに伸びたケヤキらしい木。
アカシデ。1230。
コナラ。1930。
アカメガシワ。975。